ハードボイルドは似合わない

青森出張のお供に生協でプッシュされてた伊坂幸太郎の『グラスホッパー』を読みました。映画の『陽気なギャングが〜』が好きだったので、この人の小説読んでみたいなと。

感想というか、やっぱりハードボイルド小説ってやつが苦手だなと思いました。どこがって考えるとよく分からないけど、設定が現代で、近いはずなのに感情移入ができない。以前も親父からお薦めされた3cmぐらいの幅のハードボイルド小説を読んだのですが、それも世界観に浸れないっていうか一歩引いた感じになってしまう、まだ若いんかな。

ただ、この本の何人かの登場人物の話が一つになっていくってつくりは好きだったので、ストーリーを追ってくのは楽しかったです。

次は『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んでみよう。

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)