YONDA!

Allium2006-09-04

実家にこの週末行ってまして、読書の秋だからってわけでもないですが、秋の夜長に予定が無かったので本を読みまくりました。と、いっても実家にあった推理小説ばっかで、ほんと軽く読めるやつばっかりですが。
最近は、なんかこう心にくるような小説は避けてます。なんか読みたいんだけど疲れそうで手が伸びない。

とりあえず読書の記録ということで。


海のある奈良に死す (角川文庫)

海のある奈良に死す (角川文庫)

ダリの繭 (角川文庫)

ダリの繭 (角川文庫)

地下鉄に乗って (講談社文庫)

地下鉄に乗って (講談社文庫)

天狗風 霊験お初捕物控(二) (講談社文庫)

天狗風 霊験お初捕物控(二) (講談社文庫)

今夜は眠れない (角川文庫)

今夜は眠れない (角川文庫)


宮部みゆきの『今夜は眠れない』が一番よかったです。かなり見事に伏線を回収&どんでん返しがあって、サクサク読めて楽しめました。この人の作品の中でいいなあと思うのは子供が大人が考えている以上に大人びててずるかったり心を痛めてたりするとこですが、この作品でもそれが十分に楽しめました。

有栖川さんのはどっちも・・・。

浅田次郎はかなり好きで結構読んでるんですが、これはまだだったので読んでみました。これも良かったです。タイムスリップの話なんですが巧くまとまってて楽しめました。ただ、主人公があんまし好きになれなかったでちょっとイライラしました。
あと、映画化するみたいで主役の堤さんはわりとはまり役だと思いますがヒロインの岡本さんは・・・。まあ、でも不倫しちゃってる役ってのはハマってますね皮肉なもんですね*1

*1:ヒント:しどーさんの飲酒事故