ヴィンチ村のレオナルドさん
読み終わりました、「ダヴィンチ・コード」。上・中・下巻と全3巻なんですが読み飽きない展開で、かなりおもしろかったです。
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/03/10
- メディア: 文庫
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アクションあり暗号あり謎解きありサスペンスありどんでん返しありの大エンターテイメント作でした。ただ、テーマが・・、映画のCMや作品中にも何回も「史上最大の謎!」とか、「世界がひっくり返る!」とか言われてるんですが、はっきし言ってそれほどでもーって感じです。
その謎ってのが「キリストが人間で奥さんもいたし、子孫が現在まで生き続けてる。」ていうもので。この事実が明らかにされると今のキリスト教会中心主義*1が崩壊してしまうので、このキリストの真実を示す証拠をもってるものは大いなる力が手に入るーから皆こぞってダヴィンチが残した謎*2をといてこの力を手に入れようとする。っていうのがこの話の流れなんですが、「キリストが人間」だったり「キリストがSEXしてて、子供がいる」ってのが、どれほどのインパクトなのか無宗教のおれにはさっぱり分かりませんでした。そりゃあ大事件だろうけど、それよかアメリカ軍が宇宙人と協力してUFOつくってるってほうがよっぽど世界にインパクト与えると思うけど、こればっかりはキリスト教にどっぷりつからないとわかんないですね。
ただ、自分的にはこーいう「キリスト教の裏歴史」みたいなんが好きで関心があったので主人公が解き明かしたり解説していくダヴィンチやテンプル騎士団が残している謎にはわくわくしながら読みました。こんなんが好きな人にはいいと思います。